薬師如来

 

薬師如来は「お薬師さん」と言って親しみを込めて呼ばれ

身近な如来様です。

特徴は、手の形がお釈迦様や阿弥陀様と同じで

 

右手を上げ(施無畏印)

 

左手の平を差し出している(与願印)ですが、

 

その左手の上に、小さな薬壺が乗っています。

 

病気平癒を願って参拝した人々に

 

優しく差し出しています。

 

なんと言っても滋賀県で有名なのは

 

比叡山に最澄さんが開いた

 

「延暦寺」の薬師如来が私のお気に入りです。

 

比叡山の根本中堂の中に入ると

 

1200年絶えたことのないローソクの炎が揺れる

 

薄暗いお堂の中にお薬師様の厨子が浮かび上がります。

 

まるでこの世とあの世を隔てる様に

 

ぽっかりとお堂が浮かんでいる様も思える

 

不思議な空間です。

 

是非行ってみてくださいね。

 

《国分寺 薬師如来》と《明玄作の日光像 月光像》

 

薬師如来の脇には、日光菩薩 月光菩薩が作られます。

 

薬師三尊と言って、お薬師様と一緒に作られます。

 

看護婦さんの様な感じがしますね^_^

 

お薬師様には日光、月光菩薩の他にも

 

12神将と言って 薬師如来と一緒に作られる作例も多いです。

 

現在の大学病院のイメージですね。

 

昔の人は、医療、病院が身近になくて、

 

仏像に祈願するしか方法がなかったのかもしれません。

 

心から祈ることも大事ですが、

 

現代は治る病気もたくさんあるので、

 

まずは病院に行かれることをお勧めします。

 

安田素彩